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これからアスベストが大変
何故今頃アスベストなの?
悪質リフォーム5000万円の被害
またまた出ました、25.7万円の家
家の断熱は昔から土壁が一番?
水害に強い家はどんな家?
日本の住宅の平均寿命は24年となぜ短い?
東証上場中の坪25.8万円の家ってどんな家でしょう?




       これからアスベストが大変
30年前の鉄骨建築物には、アスベストが多く使用されています。
鉄骨だけでは耐火にならないので(熱に対しては鉄は木材より弱いのです)
鉄骨の表面に断熱材であるアスベストを吹きつけていたのです。
耐余年数となって、これから順次取り壊されますが、現在の取り壊し価格には
アスベストをまったく全く吹き飛ばさずに除去するような費用は盛り込んでいません。
これからは飛散させないように壊していただきたいものです。
                                       
         どうして今頃アスベスト事故なの?
アスベスト(石綿)なんて、20年も30年も前に製造禁止になったのでは?と
思っておられる方が多いようですが、そうではなかったのです。
石綿には3種類あり、1995年に毒性の強い茶石綿と青石綿が使用禁止に
なりました。まだ10年前なのです。
30年前に問題になったのですが、市場に出回る商品には各メーカーが早く
自主規制をかけていました。
残りの白石綿が原則使用禁止になったのは、まだ昨年10月なのです。
ケイカル板などには2000年頃まで含まれている商品もあります。
原則使用禁止というのは、配管、ガスケット、電気絶縁板、プラントシール材
工業用布、ひもは代替品ができるまで使用しても良いということです。
更に原則使用禁止とは、1%以下なら使用OKということらしいです。
どうしても入れたい商品がまだまだあるのでしょう。
でも、これだけ死亡事項が公表されれば国も全面使用禁止にもっていくでしょう。
                              
                                           
悪質リフォーム5000万円の被害
関東でも関西でも悪質リフォームがマスコミを賑わしています。
判断力、記憶力の弱いお年寄りが狙われています。
悪質建売業者対策に品確法ができたのですが、リフォームは更に規制が弱く
500万円以下の工事は全くの素人でも工事契約して構わないのです。
新築にしろ、リフォームにしろ、地元の工務店に頼みましょう。
地元の工務店は、わざわざ広告宣伝も訪問営業もしませんが、ガラス一枚でも
動いてくれるのです。ぜひ電話してください。
またまた出ました、25.7万円の家
最近のローコスト価格は最初に打ち出したのがミサワさんでした。「リミティド25」のブランド名で25.7万円にて出されました。期間限定にて住宅希望者の名簿を集める営業テクニックなのですが、結局自分の首をしめることとなり、この1月に産業再生機構の元でトヨタホームの支援をうけることとなりました。
25.7万円は昨年来大宣伝をしておられるタマホームさんの25.8万円の下をだされたのでしょう。
一般にローコスト住宅は箱(建物)だけの価格にて部屋作りから設備及び工事を「オプション」という名の元に150万円程上乗せする商法です。

ちなみに今回の25.7万円の家は「充実フル装備」として高価格設備をズラーと写真入りで掲載しておられます。それを合計すると1000万円くらいになりタダで仕入れてこないと25.7万円にならないかと思われます。よく見ると小さな字で「住宅の規模によって除外される」と意味不明の言葉がそえられています。
最近のローコスト住宅は大手ではなく、中小ハウスメーカーが展開しておられます。トヨタさんが100万円で売っておられるカローラを小さな町工場が「50万円」とチラシを打って多くの営業マンを走らせているようなものでしょう。しかも地元で商売をせず、遠い他府県に営業所を出して5〜10年でしめてしまいます。「うちのカローラのエンジンは550ccが標準仕様なのですが、1300ccがご希望ですか?」「座席は運転席のみついていますが、助手席とか後部座席を追加なさいますか?」
家の断熱は昔から土壁が一番?
土鍋はいつまでも熱くて熱が逃げない。だから土壁はすばらしい断熱材になっている。
うそです。

土やコンクリートと比べると木は何十倍も断熱効果があるけれど、それでも断熱材とはいえません。土やコンクリートは熱が逃げないのではなく蓄熱量が多いのです。夏、コンクリート住宅がとても熱いのは、太陽エネルギーを大量に蓄熱しているからです。

それでも土蔵は夏涼しく冬暖かい。
住宅の土壁は厚さ70mmですが、土蔵の厚さをご存知でしょうか?

300mmあるのです。木材のみで300mmの壁を作ればもっと快適です。
そして土蔵は屋根を二重にしているし、開口部を小さくなおかつ土の窓にしています。蔵は先人のすばらしい知恵でもあります。
  
水害に強い家はどんな家?
23号台風で豊岡、出石、氷上と水没し、大変なことになりました。
被害にあわれた方、また関係者の方々、お見舞い申し上げます。

水害に強い家は・・・

軽量鉄骨住宅 水害はサビの元になります
プレハブ 合板は水を含むと弱くなります
集成柱 数年前の名古屋水害では膨張により接着面がはがれました
ムク木材 水に濡れても乾けば元の強度を保ちます。殊に杉・桧は昔から水周りによく使われます。

断熱材・・壁には断熱材が入っています。
綿状断熱材 グラスウール・ロックウール 最も多く使用されています。水を含むと水の除去は難しいので壁をはがして取り替える必要があります。
板状断熱材
最近使用が多くなってきています
フェノール樹脂
(ネオマフォーム)
吸湿性があるので乾燥が必要です。
ウレタン樹脂 吸湿は少なく安全でしょう
ポリスチレン ほとんど吸湿はしません
日本の住宅の平均寿命は24年となぜ短い?
住宅不足による昭和30年ごろからの政府の政策に起因しています。
そしてアルミサッシの出現とハウスメーカーの台頭により加速されました。

   ● 短い工期・・・昔の住宅で1〜2年、社寺は50〜100年かかりました。
   ● アルミサッシによる壁内結露
   ● 耐久性よりもデザイン重視

イギリス、ドイツ、アメリカの住宅は平均80〜120年です。
日本も古家民家は100〜400年もっています。
 

100年を考えるときどちらが得でしょう
ローコスト住宅 平均実勢価格 38万円/坪×40坪=1,500万円
(この価格に積雪対応は入っていません)
25年ごとに3回建て替えると  6,000万円
優良木造住宅 平均実勢価格 60万円/坪×40坪=2,400万円
(積雪対応は入っています)
25年ごとに水廻りのリフォームをします
200万×3回=600万 合計3,000万円
6,000万円と3,000万円の違いになるのです

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東証上場中の坪25.8万円の家ってどんな家でしょう?
フランチャイズのローコスト住宅にて「アキュラシステム」と言います。全国400社加入しておられ400社の中で最も成功された会社です。

但馬にも6社ございました。2社は成功しておられ、堅実に坪36万円の広告を出しておられます。2社は数棟建てられましたが不安を感じやめられました。

    ●
 25.8万円では生活できません
    ● 「公民館にしては小さいし、物置にしてはきれいだな」と思われるでしょう
    ● トイレはあるが、水は出ないし、もちろん流せません
    ● 電燈はつくけれど、エアコンをつけようと思えば高額な電気工事が必要となります。
  さまざまな工事が「別途オプション」となっています。そして面積計算にもさまざまなカラクリがあるのです。くわしくは「行列のできるスーパー工務店の秘密」をご一読ください
    ※
見学させていただける展示場は別途費用の豪華版です。
ローコスト住宅の変遷
昭和55年に「セレクトア」坪19.8万円で全国展開されたのが最初です。2年で倒産し、ナック、アイフル、ロイヤル、サラサ、カスタムと皆さん分かれて独立されました。最も成功されたのが潟iックで「アキュラ」のヒッにより東証一部上場されています。原理は皆一緒なのですが、5〜6年で売れなくなって名前を変えて新商品のように販売されます。潟iックさんは「アキュラ」をやめて今は同じ値で「グランピア」を販売されています。
同じエリアに「アキュラ」の代理権販売はできないけれど「グランピア」は名が違うので、また代理権販売ができます。また「アキュラ」の以前は「ロケット工法」を販売されていました。
ローコスト住宅は1、2年でさまざまな不備がでてきますが、「10年保証があるので安心!」とは言っておれません。「10年保証」は重大な構造の欠陥に対してのみです。何十年と住む家は地元の工務店でいつでもみて貰えることが結局は安心で、ローコストなのです。
大手は営業所がなくなれば、営業マンがやめてしまえば、工事責任者が遠くの現場に行ってしまえば、誰が対応してくれるでしょう。